2019年2月10日日曜日

第15回 The Internet 『Hive Mind』 / Chappie 『Welcoming Morning』

♦︎ Hive Mind / The Internet


昨年夏にリリースされたThe Internetの3作目、前作「Ego Death」はグラミー賞を受賞したが本作はノミネートならず。ボーカルのSydはフランクオーシャンやタイラーザクリエイターと共にHIPHOPクルーOdd Futureに所属しており、初期の頃は打ち込みR&B系ミュージックだったのが本作ではかなり有機的なバンドサウンドになっていて、個人的には初期の頃の感じが好きだったのでしばらく聴かずのままになっていた。レコード屋で視聴してやはり良かったので購入。キラーチューンには乏しいもののアルバムを通して粒ぞろいの名盤。

もっともキャッチーな「La Di Da」、PVもローファイでgood。途中なぜか水原希子が出てくる、美人やけど。

「Come Over」

「Roll (Burbank Funk)」

♦︎ Welcoming Morning / Chappie


ちょうど20年前の曲ということで…20年て衝撃…。しかし今リリースされたとて全然通用するJ-POPダンス黎明期の大名曲。Chappie自体はこのジャケットの着せ替えキャラクターのことだそうで、ボーカリストに関しては非公開。「だいすきだいすき」ゆうてるのは川本真琴だそうです。

「Welcoming Morning」、10秒でテンション上がる曲。

1stアルバムに収録された「水中メガネ」。作曲草野マサムネ、作詞松本隆という盤石の布陣で良くないわけがない。

2019年1月1日火曜日

OPUS OF THE YEAR 2018 1

【1】波よせて / Small Circle Of Friends



後にクラムボンがカバーして一躍有名曲になったSmall Circle Of Friends 97年の作品。こちらも詳細は以前のブログに。8月に車故障のトラブルに見舞われ毎日往復3時間の電車通勤を余儀なくされた時に毎日電車に揺られて聴いていたので、そんな思い出を含めての1位。

<Album Of The Year>

♦︎ Poly Life Multi Soul / cero
♦︎ Lost & Found / Jorja Smith
♦︎ ミックス・シーディー / クボタタケシ
♦︎ My Words Laugh Behind The Mask / Shuren The Fire
♦︎ The Ones / Mariah Carey
♦︎ MURA MASA / Mura Masa
♦︎ Ye / Kanye West
♦︎ オリジナル・サウンドトラック「機動戦士ガンダム サンダーボルト」 / 菊地成孔

OPUS OF THE YEAR 2018 4-2

【4】Wanna Girl / Jeremy Jordan
【3】Poly Life Multi Soul / cero
【2】金曜日の天使 / 近田晴夫&ビブラトーンズ (面影ラッキーホール)

【4
こちらはNew Jack Swingの見本とも言える93年の曲。fm802のコンピアルバムに収録されていて高校生の頃にもよく聴いていたのを久しぶりに引っ張り出してきて今年またよく聴いた。詳しくは前述の通り。



【3
今年もceroがベスト3入り。これについても前述の通り。ceroもくるりと同じくアルバムを経ることに少しずつテイストを変えながら、今回もブラックミュージックをベースにいろんなジャンルを混ぜ込みJPOPの枠を超えた快作。



【2
こちらもまた前述のとおり。これを1位にするか悩んだけれど僅差で2位。







2018年12月31日月曜日

OPUS OF THE YEAR 2018 7-5

【7】ミスターU.S.A. / SUPER MONKEY'S
【6】On My Mind / Jorja Smith × Preditah
【5】finesse (remix) feat. Cardi B / Bruno Mars

【7
安室ちゃん引退お疲れ様でした。SAMPといい安室ちゃんといい平成のスーパースターが相次いで引退するのは寂しく、メディアをオンデマンドで選んでいくこれからの時代には全世代が認めるこのようなスターは出てこないだろうなとも思った。去年の「ダンシング・ジャンク」に続きSUPER MONKEY'S時代の曲。





【6
Jorja Smithの曲の中で最もアッパーな曲。アルバムはミドルテンポからローテンポの曲が多かったのでこういう曲ももう少し欲しかった。次作も大期待。



【5
前述の通り。New Jack Swingブームリバイバルの火つけ曲。



OPUS OF THE YEAR 2018 10-8

【10】フロイドと夜桜 / 菊地成孔 feat. 岩澤瞳
【9】SWEET MEMORIES / 松田聖子
【8The Game of Love feat. Michelle Branch / Santana

【10
前述「普通の恋」のカップリング曲。「普通の恋」ともに菊地成孔が不安定だった時期に作られた曲ということで歌詞もなんだか不穏な内容…と言うかおっさんが乙女の恋の歌を書く時点でなかなかだが、言葉のチョイスと言うか表現力には脱帽。「苦しいわ / ガソリンの雨が降るみたい」とか「クリスマスクリスマスお釈迦様 / あなた今夜はねお暇でしょ」とか。


【9
前述のとおり今年は松田聖子と中森明菜の洗礼を受けたわけだが中でも一番はこれ。曲も歌詞も歌も最高。後半英詞になるところからちょっとJAZZYになる構成もいい。あとはイントロのフワフワしたシンセが長めなのも好き。


【8
高校生くらいの洋楽を聴き始めた時にサンタナが「Supernatural」「Shaman」という様々なアーティストとコラボした曲をメインにした2枚のアルバムをリリースしていて、その曲はもちろんジャケットデザインも含めて思い出深い。その中でも久しぶりに聴いて今でも爽やで素晴らしい一曲。



2018年12月30日日曜日

OPUS OF THE YEAR 2018 13-11

【13】Don't Wanna Fall In Love / Jane Child
【12】U.S.A. / DA PUMP
【11comrade feat. 三浦大知 / Soil & "Pimp" Sessions

【13
曲はなんとなく知っていたけれどジェーンチャイルドは知らなかった。ヒット曲はこの曲のみの一発屋扱いされているアーティストだそう。これも何かのサイトでレコメンドされていて聴いた、個人的にはEternalの「Power of a Woman」に通じる元気でる系洋楽でこういうのはストライク。



【12
狙ったダサさ以上に「まだ中古のオープンカーとか言うてるやん…」などと思いながらも、ヘビーローテーションせざるを得なかったです。



【11
以前書いたとおり、Soilと三浦大知の素晴らしい仕事。





OPUS OF THE YEAR 2018 16-14

【16】真夜中のドア stay with me / 松原みき
【15】アイデンティティ / サカナクション
【14】This Is America / Childish Gambino

【16
今年和モノに足を踏み入れたきっかけになった曲のうちの一つ。Beltaで「最近和モノを回すDJに大人気らしいですよ、最後にこれをかけるそうで」と教えていただいた。ああ、確かに最高としかいいようがないです、朝方にかけて欲しいです、歌いたいです。松原みきはガンダムの主題歌など歌っていたそう。



【15
今年から始まったフジロック生中継は本当に最高だった、サカナクションは1日目の金曜に出演していたので仕事終わりに「新宝島」と「陽炎」の2曲だけ観れたのだがこれがかっこよくてそれから結構サカナクションを聴いた。「アルクアラウンド」も捨てがたいがこの曲が一番テンション上がる、イントロのポコポコポコポコはなかなかのブレイクビーツ。



【14
去年の末にリリースした「Awaken, My Love!」で相当に上がったハードルを軽々飛び越えた、PVも含め衝撃の一曲。曲に関しては盗作疑惑(確かにかなり似ている…)があったのが少し残念ではあったが間違いなく今年を代表する一曲。