昨年オザケンが復帰した際にもマイオザケンブームがあって、それは一度ひと段落していたのだが、最近またよくオザケンを聴いていてその中で知ったこの曲。オザケン後期のアルバム「球体を奏でる音楽」はそれまでのど真ん中J-POPから一転、ジャズ感の強いアルバムで、収録時間も短く、オザケンの作品の中でもやや地味なポジション。しかし「大人になれば」「ホテルと嵐」あたりはしっかりキャッチーで安定のオザケン印。で、その「大人になれば」を京都のジャズトリオがカバーしたのがこの曲。ちなみにカップリングのはもちろん「今夜はブギー・バック」のジャズカバー。
♦︎ さくら / サザンオールスターズ
サザンの13枚目のオリジナルアルバムで1998年の作品。16曲78分の大作で、当時のカウントダウンTVで「CDの限界まで曲を詰め込みました」と桑田佳祐が話していたのを今でも覚えている。みんな知ってるサザンらしいシングル曲「Love affair ~秘密のデート~ 」「BLUE HEAVEN」からサザンらしくないゴリゴリの電子サウンド「PARADISE」「01 MESSENGER ~電子狂の詩~」、政治色の強い歌詞でインパクト大の「爆笑アイランド」、重苦しいバラード曲「私の世紀末カルテ」、そして大名曲「素敵な夢を叶えましょう」と、確かにやること全部やった感全開のアルバム。しかしコンセプトに欠けているように思うし、サザンファンからどう思われているのかは不明だが、当時高校生で友達にCDを借りて聴いた思い出もあり、サザンの作品の中で個人的に思い入れのある1枚。
サザンの曲は一切ネットにアップされないのでぜひCDで。
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