椎名林檎のセルフカバーアルバム第2弾。気に入ったアーティストにしか楽曲を提供しないのかどうかは知らないが、皆知っているようなメジャー曲は前アルバムに引き続いてあまり見当たらず、ファンでも「そんな曲があったとは」と思うようなものも多い。今回のリストを見ても、石川さゆり、ともさかりえ、栗山千明と、椎名林檎と仲良しなのであろうアーティストの名が並び、初めて聴く曲もちらほら。高畑充希がCMで歌っていた「人生は夢だらけ」と石川さゆりの「名うての泥棒猫」(こちらは石川さゆりバージョンも良い)が特に良かった。松たか子と満島ひかりが歌っていたカルテットの「おとなの掟」は英詞バージョンで収録。残念、日本詞のままで聴きたかった。椎名林檎曰く松たか子と満島ひかりの「おとなの掟」以上のものはないということで日本語では歌わなかったそう、なるほど。その他SMAPの「華麗なる逆襲」を、第1弾「逆輸入 ~港湾曲~」ではTOKIOの「雨傘」やSMAPの「真夏の脱獄者」をカバーしているのだがこれらも英詞、こちらはジャニーズからの要望なのか何なのか。「真夏の脱獄者」は英詞がハマっていていいけど。
「人生は夢だらけ」、オーケストラ入るところ多幸感的。
「名うての泥棒猫」石川さゆりバージョン、椎名林檎はコーラス参加。
前のアルバムから「真夏の脱獄者」。なにやら漂うオシャレ感と椎名林檎にあまりない軽さは大沢伸一が編曲しているせい(であろう)。
♦︎ 小島麻由美 『My Name Is Blue』
小島麻由美4枚目のアルバム、1曲目「甘い恋」とラストの「わいわいわい」に尽きる。
菊地成孔参加の「甘い恋」、このアルバムでも飛び抜けて名曲。
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