♦︎ Anderson .Paak 『MALIBU』
アンダーソンパック、ジャンルとしては HIPHOP?R&B?その辺のライン引きが難しい、いわゆる最近のブラックミュージックだが、このたびバックバンドThe Free Nationalsを従えてフジロック3日目昼のグリーンステージ(一番大きいところ)に登場。前述の通り今年はソフトバンクによるフジロックYoutubeライブ配信のおかげで、涼しい部屋で同志たちとチャットをしながらこのステージを楽しませていただいた。ちなみにそのライブ配信、固定カメラだけではなく何台もカメラを使っており、かつ音もかなり良くて本当素晴らしかった、また来年も期待。アンダーソンパックは元々はドラマーということで、ライブ開始早々からドラムセットに座ってドラムを叩きながら楽しそうに歌っていた。最近はケンドリックやChildish Gambinoに押され気味かなと思っていたけれど今回のライブを観てまた好きになった。このアルバムは2枚目、どの曲も音はブラックながらメロディーラインはキャッチーで、すぐ頭に入るというかノレる。何かいい感じのブラックミュージックが聴きたければケンドリックよりもこちらの方が断然オススメ。
「Put Me Thru」、キャッチーでわかりやすい。このアルバムは全曲オフィシャルからYoutubeで聴けるようになっている模様。
未リリース曲と思われる「Sweet Gidget」のフジロック観客撮影動画。配信で観ていてこの曲がめちゃくちゃ良かった。ドラムがアンダーソンパック、そして山のような男がキーボードを弾いていたのだがスキルフルだった。ボコーダーソロも良い。
♦︎ Mariah Carey 『#1's』
これはかなり多くの人が手に取ったことのあるアルバムではなかろうか。マライアキャリーの1998年時点でのベストアルバム。当時中学生くらいだったので、なんとなく「マライアキャリーは凄い」と思っていたけれど、やはりなんとなくそう思っていただけで、曲をしっかり吟味したのはつい最近になってのこと。C+Cミュージックファクトリーのプロデュースによる「Emotions」「Make it happen」や、Shep Pettibone(マドンナやPET SHOP BOYSを手がけていたそう)による「Someday」といった初期のアッパーチューンは言わずもがな、Tom Tom Clubの「Genius of love」をモロ使いした「Fantasy」や、懐かしの「honey」、いい曲な(なんだそれ)「Always Be My Baby」、Journeyのカバー「Open Arms」などなどと、ベスト盤ではあるものの本当に聴きどころが多すぎる名盤中の名盤。日本盤には「恋人たちのクリスマス」もしっかり収録。このアルバムに関してはここでちょっと書くには書き足らないのでまたいつか追記しよう。ちなみに今はこれ以降の曲も加わった「Greatest HIts」というアルバムがあるのだが、個人的に思い出深いのはやはりこのジャケット。
「Emotions」個人的にはこれがナンバーワン。聴いてテンション上がらない人はいないのでは。
「honey」マライア絶頂期、プロデュースは当時のHIPHOP界のドンPuff Daddy。
「Someday」のMTVアンプラグド。元々はもっとアップテンポな曲だがここではゴスペル風アレンジ、マライア自身はこのバージョンが気に入っているらしい。10月に来日公演あり、行きたし。
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